お施餓鬼の事務処理①
7月から8月にかけてはお施餓鬼です。広済寺は8月5日です。この日は江戸時代から決まっていて、唯一、変わったといえば、いまのこの日は新暦になってのものくらいでしょうか。300年も同じ日に行われていることになります。
お施餓鬼では、お檀家さんや信者さんの先祖代々のお塔婆を筆耕します。ごあんないを発送し、お金を集め、塔婆を書くための帳面をつくるという作業が待っています。日にちが迫ってくると、本堂や境内や墓地のそうじや草むしり、お茶などのお接待の準備があります。日頃の正確なしごとが問われる、発表会のような感じが致します。広済寺ではどんな準備をしているのか。舞台裏をご紹介しましょう。