リーフレットをつくる④
ついに完成しました。
▲かがみです。
▲開いていくと境内とほとけさまが見えてきます。
▲裏面です。
小さなことをしっかりと積み上げていくと、いいものができます。構想10年。アイデアを凝縮し、作業に集中すること1か月。最終校正から印刷完成までが1か月。完成度の高いものができました。試作段階でいろいろなご意見をよせてくださった、すべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。おかげさまで本日より、運用開始となりました。
リーフレットをつくる作業自体はこれで終了ではあります。これから先のステップが待っています。
①原画を額装する。~原画とリーフレット(初版)を、作品として書院に飾ります。
イラストを描いていると、原画だけでもいつのまにか膨大な量になってきます。引き出しに眠ったままでは、もったないので、オブジェにするのです。ほかの方の目に触れることによって、作品に関わった思い出話もできますし、制作プロセスの説明にも役立てることができます。
額装するレベルでもない作品は、レストランなどにあるメニュー楯を使います。かっぱ橋なら、いろんなものがありますよ。
②完成したリーフレットははやめに配布します。
③リサーチをかけます。~どんな方が一番、喜ばれるか。どんな点が不評だったか、徹底的に意見をリサーチして、反応を確かめます。
④意見を集約し、必要があればカイゼンします。
実際に使っているうちに、カイゼンしたいところも出てきます。いろんなアイデアを合わせたり、ときには意見を戦わせることで、クオリティがさらに高くなります。作ったら作りっぱなしにしない。~これがどうげんのやり方なのです。モノづくりに終わりはないのです。モノを伝えるとは、さらに進化しつづけることなのです。
以上。「リーフレットをつくる」でした。最後までおつきあいをいただきまして、ありがとうございました。